■構成
iphone4S -(USBケーブル)->HP-P1(DAC)-(Audioケーブル)->計測ポイント
(USBケーブルA) 一般的なケーブル(ADL ID-30PA)
(USBケーブルB) べるがもケーブル(オリジナル品、試作)
(Audioケーブル) 100円ショップで売ってる物です。一般的なケーブルにすることで差分を調べます。
■今回のメニュー☆
デジタルな信号を流すはずのUSBケーブルを変更すると、なぜか耳で聞いた音感に違いが出ます。
本当に違いがあるのか計測しまっす。
dbは音圧の単位です。大きいほうが大きく聞こえるぐらいの認識でOK。
1.無音測定
無音のMP3を再生し、周波数帯とDBで提示します。(FFT利用)
・(USB_A)と(USB_B)。ここでは大きなDB変化が無いはず。
2.サイン波測定
サイン波のMP3を再生し、周波数帯とDBで提示します。(FFT利用)
・(USB_A)と(USB_B)。ここでは大きなDB変化が有るはず。分布が違うと予想。
利用するFFTの窓関数はrectangular。
周波数分解性能を上げたい為。
■結果ー!
1.無音測定
黄色:(USBケーブルA) 一般的なケーブル(ADL ID-30PA)
赤色:(USBケーブルB) べるがもケーブル(オリジナル品、試作)
4db以下の差はあるようですが、大きな差はありませんねー。
2.サイン波測定
女性の歌声が上限で1000Hz(下は200Hz) ぐらいなので、そのあたりのサイン波で測定してみましょう。
-6dbの1000Hzサイン波を入力します。
黄色:(USBケーブルA) 一般的なケーブル(ADL ID-30PA)
赤色:(USBケーブルB) べるがもケーブル(オリジナル品、試作)
注目点:
1. 単位は10dbで細かいメモリ1個が2dbです。静穏時と比べて45dbほどで鳴っています。
2. 周波数の1000HzのDB差は6dbほど差があります。
赤い色の べるがもケーブルは1000Hz周波数の音圧は弱いです。
3. 1000Hz 以下の500Hz 400Hz 300Hz 200Hzと10db以上の差があります。
赤い色の べるがもケーブルは、この付近のHz周波数の音圧は強いです。
まるで、女性の歌声の周波数帯を底上げする、かつ、強いところは少し丸くする???ような、
エフェクトがかかっている様みたいですねー。ケーブル代えただけなのにw
なお、測定は、室温、ケーブルの素材、プロープの当て方等々で差分はでますが…
ここまで差分があると面白いですねー。
■次回の予定
・USBケーブルとDACの間に、USBソケットを細工した測定ポイントを用意するぉ。
なんかケーブルでパケット欠損起こってるんじゃないかと予想してるんですがw
まったく意味ないかもしれんけどw
あとは、私の時間との相談ですがねぇ。貧乏暇なし!なし!
断っておきますが、私はオーディオ機器関係の知識がまったくありませんw
何が良いのか教えてと請われても、何もお答えできませんので、ご容赦ください。
私は絵を描くので、知り合いから絵描き機器のおススメ聞かれました。
その時、自分の持ってる物を説明したら「使いにくい」ってクレームもらったもので。ははは…。知らんがな!
それではまた(^‐^)ノ
参考サイト:第243回:携帯プレーヤーの音質補正機能を検証 その1 〜 検証用の3種類の素材を公開 〜
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